アウクスブルクの歴史ある街と教会
今日も放課後にアウクスブルク(Augsburg)市内の探索に出ます。
基本的に地図は見ないで、面白そうな方向へ歩いていくのみです。
官庁舎と街並み
アウクスブルクは歴史の古い町のようで、中心地は特に街並みの雰囲気がいかにもヨーロッパという感じです。
たぶん景観条例のようなものがあって、建物の建て替えには規制がかかるのではないかと勝手に思っています。学校の入っている建物も古く、現代のビルの快適さはないです。
ただ規制のあるなしにかかわらず、こちらの人たちは全体的に、見栄えや雰囲気を日本よりも重視しているように感じます。個人的な感想ですが、特別な意識を持っているというわけではなくて、自然な当たり前のことという感覚でみんな生活しているように感じました。
立派で古そうな建物が集まっている方向へ来ました。
下の方はレオパレスみたいな色ですが、全体としては威厳が感じられます。どうやら役所が入っているようです。
アウクスブルク大聖堂
地名+大聖堂 ということはアウクスブルクで一番の教会なのでしょう。
実際に見ごたえのある建物でした。
近づいてわかったのですが、入り口の周りには一つ一つ違う人型の彫刻で飾られています。
ちょっと気持ち悪いくらいびっしりと。
心の汚い自分が、なにか試されているようで、門を開けるのに少し勇気が必要でした。
中もやっぱり美しいです。
信仰心はまったくありませんが、日本では神社とか、静かで神秘的な雰囲気が好きです。外国の教会も日本の神社も、ずっと昔から今まで人に大事にされてきたその歴史の重みが、非日常感を引き立てているように思います。
広い空間なのでひょっとすると見落としていますが、柱の装飾や天井の模様も細やかです。
寝転がっても楽しめると思います。
もちろん、寝転がりませんでした。
ここには世界最古のステンドグラスがあるそうです。後から知ったのでどれがそうなのかはわかりませんが、どれもきれいでした。白っぽく暗い雰囲気の中で、キラキラしたものがすごく映えます。
すごく古そうなものからそうでもなさそうなものまで、一か所にまとめられちゃっていました。中には不気味に感じられるモチーフあったりして、これはこれで結構面白く見れました。
一体これらは何なのか、もう少し学があればさらに楽しめたのでしょうが残念です。